ゲーム ハースストーン

【ハースストーン】「ドラゴン年」を発表、殿堂入りとスタン落ち

ドラゴン年

こんにちは、Ioriです。
Blizzard Entertainmentが開発するデジタルカードゲーム「ハースストーン」で、いよいよ新シーズンが到来します。
「ハースストーン」星座時計の針がまた一つ未来に進むということで、ハースストーン年度の呼称も変更されます。2018年シーズンの「ワタリガラス年」から、2019年は「ドラゴン年」となることが発表されました。

これに合わせて、次の新拡張版リリースと同時にスタンダード・フォーマットのカードセットが切り替わり、一部の強力なカードは栄誉の殿堂入りをします。大きく環境が変動しますね。

デジタルカードゲーム(DCG)の先駆者で、2019年3月11日に5周年を迎えるハースストーン。5周年記念となるドラゴン年では一体どんな変化が起こるのか、確認していきましょう。

※この記事に掲載する一部の画像や文章は「ハースストーン 公式サイト」から引用しております。

 

スタンダード・フォーマットの変更

最初に確認したいのがこちらです。

ハースストーンの対戦には、昔のカードが使用不可になる「スタンダード・フォーマット」と、全てのカードが使用できる「ワイルド・フォーマット」の二種類が存在します。そしてスタンダード・フォーマットでは、毎年度最初の新拡張版パックがリリースされると、前年までのカードパックのみ使用可能になります。これが所謂、「スタン落ち」というやつです。

2019年のドラゴン年では、2017年のマンモス年にリリースされた以下のカードパックが使用不可になります。

  • 大魔境ウンゴロ(2017年4月リリース)
  • 凍てつく玉座の騎士団(2017年8月リリース)
  • コボルトと秘宝の迷宮(2017年12月リリース)

今や当たり前の存在となった、クエストカードや適応能力、大暴れしたデスナイト・ヒーロー達などなどが登場したカードパックです。これらのカードパックは今後はワイルド・フォーマット専用になります。

「スタン落ち」は毎回スタンダート・フォーマットのプレイヤーにとっては名残惜しいものですが、感謝の気持ちで送り出してあげましょう。そして代わりに登場する新カード達に期待です!

 

栄誉の殿堂入り

各ハースストーン年度の始まりには、基本及びクラシックセットの再評価を行う機会が設けられ、一部のカードが「栄誉の殿堂入り」します。栄誉の殿堂入りをしたカードも、スタンダード・フォーマットでは使用不可になります。

この栄誉の殿堂入りについて、Blizzard Entertainmentは以下のような考えを設けていると記されています。

  • 「ハースストーン」の進化に伴い、各クラスとその特徴の理解は深まっていく。
  • カードを再評価した結果、本来の方向性とは違った方向に強くクラスを引っ張ってるカードが見つかる
  • 各クラスの特徴(長所も短所も)をより際立たせるために、それらのカードは「栄誉の殿堂」に送られる。

デッキ構築の幅を狭める強力過ぎるカードや、開発が意図していなかった使い方をされているカードなどが栄誉の殿堂入りをするわけです。

今回は、以下のカード達が栄誉の殿堂入りをします。

  • 自然への回帰
  • ドゥームガード
  • 月を食らうものバク
  • ゲン・グレイメイン
  • 黒猫
  • 昏き牡鹿
  • きらめく蛾
  • ヨドミノヒバナウナギ

それぞれの栄誉の殿堂入りした理由を確認していきましょう。

 

自然への回帰

  • ドルイドは柔軟性に富んでいたが、相手の大型ミニオンを除去できないのが弱みのクラス。
  • 「自然への回帰」はその弱点を効果的に打ち消していた。
  • これを栄誉の殿堂に移動することで、クラスのアイデンティティー通り大型ミニオンの除去に苦労するようになる。

 

ドゥームガード

  • ウォーロックは盤面支配に強いクラスで、ミニオンの強さも呪文カード同様にアイデンティティーの一つ。
  • このクラスの弱点は盤面の優位を失った時にある。
  • 手札からダメージを出せる強力な突撃ミニオン「ドゥームガード」は、ウォーロックをクラスのアイデンティティーから外れた方向に向かわせていた。

 

神聖なる恩寵

  • ここ数年間、数々の強力なアグロパラディンデッキが流行していた。
  • パラディンは潤沢なリソース生成能力でミニオンを召喚・強化するクラスだが、ドロー能力は長所ではない。
  • 「神聖なる恩寵」は、このゲームでも対コスト効果の高いドロー呪文の一つだった。
  • 他クラスの長所を強調し、将来のアグロパラディンのためにも栄誉の殿堂入りすることにした。

 

月を食らうものバク&ゲン・グレイメイン

  • バクとゲンは環境に登場して以来、新しい強力な戦略をもたらした。
  • 意図した以上にスタンダードで流行し、ドラゴン年に新登場するものが霞んでしまう恐れがあった。
  • スタンダードに新たな息吹を与え、ランク戦の健全性を保つ為、1年早くローテーションすることにした。

 

奇数/偶数メカニクスのカード

また、バクとゲンがもたらす偶数/奇数メカニクスを補足するカードである「昏き牡鹿」「黒猫」「きらめく蛾」「ヨドミノヒバナウナギ」 の各カードも、併せて栄誉の殿堂に送られることになりました。

 

栄誉の殿堂入りについての感想

どのカードも妥当であり、誰も文句の出ないであろう素晴らしい採択ですね。他にもカードパワーの高いカードはありますが、そこは新年度に出す予定のカード能力との兼ね合いなども考慮した結果だと思います。

ただ、奇数/偶数カード達が一年早く栄誉の殿堂入りをしたのには衝撃でした。これらは面白い着眼点で環境を激動させる能力でしたが、あまりにも強過ぎてデッキ構築時のカード選択の余地を無くしていたので、仕方なかったのかと思います。デッキ構築の時点で完成している部分があり、ヒーローパワーで事故と無縁の戦い方ができましたからね。

私はそんな奇数アグロパラディンデッキを長い間愛用してきたので「月を食らうものバク」と「神聖なる恩寵」が無くなってしまうのは残念で仕方ありません。シンプルなデッキテーマと使用感に強さが備わっていたので本当にお気に入りのデッキでした。

ドラゴン年の新拡張版で、奇数/偶数デッキに代わるお気に入りデッキを見つけられることを期待します。

 

栄誉の殿堂入りカードの魔素還元

ここで覚えておきたいポイントが1つ。

「栄誉の殿堂入り」するカードを持っていると、殿堂入りの際に魔素を補填してもらえます。それらのカード作成時に必要な分と同額の魔素を自動的に受け取る事ができ(最大でデッキに入れられる上限の枚数まで)、カードは分解されずに手元に残ります。殿堂入り対象のゴールデンカードを所持している場合は、ゴールデンカードの魔素分が優先的に補填されます。

このシステムを上手く活用すると、魔素を稼ぐことができます!

例えば、今レジェンドカード「月を食らうものバク」を所持していないとしましょう。レジェンドカードはデッキに1枚のみ入れられるので、このカードを作成しておくと殿堂入りの際に1枚分の魔素が補填されます。

作成すると以下の手順で魔素を増やせます。

  1. ゴールデンの「月を食らうものバク」を作成。-3200魔素
  2. 栄誉の殿堂入りで作成分の魔素を補填。+3200魔素
  3. 手元に残ったカードを魔素に還元。+1600魔素
  4. 結論:1600魔素を無料でゲット!

作った分だけお得になる錬金術ですね。但し、通常版を持っている場合はゴールデンカードを作っても最終的な魔素の総量は変わりません。しかし無料で通常版からゴールデンに変えることができるので、作成した方が一応はお得ですね。今レジェンドレアのゴールデンカードを作る分3200魔素が無い場合は、エピックレアのゴールデンカード「昏き牡鹿」の作成でも最終的に+400魔素となるのでオススメです。

少しズルイ気もしますが、新拡張版で欲しいカードを作成するためにも、この方法で魔素を稼ぎましょう!

 

ソロ・アドベンチャーの進化

ドラゴン年はプレイヤー同士の対戦モードだけでなく、1人プレイ用モードのソロ・アドベンチャーにも新たなアプローチがあります。今回はハースストーン初の試みとして、通年で1つのストーリーが3つの拡張版を通じて描かれます。

史上最大規模のソロ・アドベンチャーは5月にリリース予定です。
以下のシステムになると予定されています。

  • 今迄のアドベンチャー「ダンジョン攻略」が大好評だったことで、同じフレームワークを使用している。
  • 各クラスでヒーローパワーと開始時のデッキを、それぞれ3つの選択肢から選べる。
  • 最初の章ではヒーローはメイジのみだが、クリアすると2人のヒーローがアンロックできる。
  • 非戦闘のマッチング「酒場」があり、そこではデッキを自分好みにチューンナップできる。

最初の章は無料で、追加の章をそれぞれ700ゴールドで購入できます。まとめて全ての章を2,400円で購入することもできます。そして章ごとに報酬が用意されており、クリアすると「2人の新キャラクター」「それぞれ3つのヒーローパワーと4つのスタートデッキ」「新拡張のカードパック3個」、全5章をクリアすれば「カードバックとゴールデンクラシックパック1つ」が貰えます。

最近のソロ・アドベンチャーは無課金でもボリュームたっぷりで楽しめるものでしたが、それが更に進化するとのことで期待大です。新拡張版の開封に夢中にならず、こちらにも使える様にゴールドを貯めておかないとですね!

 

闘技場モードの仕様変更

ドラゴン年には闘技場ドラフトのカードプールも更新されます。
いつも新鮮な気分でプレイできるよう、闘技場のドラフトプールは各拡張版ごとに2回更新されます。

ドラゴン年最初のドラフトプールは、「基本」「クラシック」「ナクスラーマスの呪い」「旧神のささやき」「仁義なきガジェッツァン」「妖の森ウィッチウッド」「今年最初の拡張版」となります。

そして、今後は闘技場モードでの勝利数もゴールデンヒーローの獲得にカウントされるようになります。ゴールデンヒーローは500勝と遠いですが、これまで仕方なく闘技場を避けていた方々も存分に闘技場をプレイできるようになりました!

私は所持カードプールの少ない状態でも白熱した戦いを楽しめる闘技場が大好きなので、この変更は嬉しいです。ランクマッチと同じかそれ以上に闘技場をプレイしているので、全ヒーローで闘技場12勝達成と同時にゴールデンヒーロー獲得を目指したいです。

 

炉端の集い

今後公開される拡張版については、プレリリースが必ず行われることになりました。公開プレリリースパーティでは、拡張版の正式リリース前にパックを開け、それらのカードを実際に使ってプレイできます。

 

レジェンドクエストの交換機能

今年は、ゲーム内イベントに伴って出現するレジェンドクエストにも交換ボタンが追加され、別のクエストと交換できるようになりました。レジェンドクエストの交換の仕組みは普通のクエストと同様で、交換するとその日の交換権を消費します。

 

カード裏面デザインのランダム選択

対戦する度に、カード裏面のデザインを自分のコレクションから毎回ランダムに選んでくれるオプション機能が追加されました。

ありそうでなかった機能ですが、追加されて嬉しいです。カード裏面デザイン(スリーブ)というのはカードゲームプレイヤーにとっては地味に大切で無視できないポイントです。DCGならではのランダム機能で、これからは裏面デザインのドロー力も楽しめます。

 

マンモス年への別れ

スタンダードから落ちる各セットを見送るにあたって、マンモス級に盛大な送別会が開かれることになりました。

日本時間 2019年3月25日17時~2019年4月2日17時までにログインすると「大魔境ウンゴロ」、「凍てつく玉座の騎士団」、「コボルトと秘宝の迷宮」の各拡張版のパックを1個ずつ貰えます。

期間中には、去り行く年への別れの喧嘩「喧嘩ブロック:マンモス年」がプレイできます。この特殊な酒場の喧嘩では「大魔境ウンゴロ」、「凍てつく玉座の騎士団」、「コボルトと秘宝の迷宮」のカードだけを使ってデッキを組んで対戦し、1勝すればクラシックパックを1個貰えます。

思い入れのある「あのカード」で勝利を収め、笑顔でマンモス年を見送りましょう。

 

まとめ

  • 新ハースストーン年度「ドラゴン年」が発表。
  • スタンダード・フォーマットが変更され、マンモス年にリリースされたカードパックがスタン落ち。
  • 栄誉の殿堂入りは「自然への回帰」「ドゥームガード」「月を食らうものバク」と「奇数/偶数に関するカード」
  • ソロ・アドベンチャーが大幅にグレードアップ。
  • 闘技場のドラフトカードプールが各拡張版ごとに2回更新されるようになり、闘技場でもゴールデンヒーローの獲得カウントが増えるように。
  • レジェンドクエストが交換可能に。
  • カード裏面デザインに、ランダム選択オプションが追加。
  • マンモス年へのお別れイベントが開催。

いかがでしたでしょうか。

5周年記念の新年度スタートだけあり、ボリュームたっぷりで満足できる新シーズンとなりそうです。

ハースストーンはとても面白いDCGゲームですが、最近はカードパワーのインフレが影響して少し盛り下がり気味でした。なので、奇数/偶数に関するカードを1年早く殿堂入りさせるなど、プレイヤー達が心から楽しめる環境にしようという意欲的な姿勢はとても素晴らしいと思いました。これを機にまた以前のような活気を取り戻して欲しいです。欲を言えば、無限リソースやワンターンキルなどもスタンダード・フォーマットからは無くなって、昔ながらのアドバンテージの取り合いを楽しめるゲームデザインに戻ってくれたら最高ですね。そして、ドラゴン年ということで新拡張カードパックには強力で格好良い新規ドラゴンミニオンの追加も密かに期待しております。

3月6日3時(日本時間)からは、Redditでライブ質問会も開催されるそうなので、時間の取れる方は是非参加してみてください。

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Iori

対人戦のゲームが大好きなゲーマーです。 主にFPS・TPSゲームとDCGをプレイしています。 1人のプレイヤーとしての視点を交えた記事を書いていきますので、よろしくお願いします。

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