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【フォートナイト】STAGE:0決勝大会を徹底分析、個性が出た立ち回り

完全解析2019081501

 今回は8月14日(水)に舞浜アンフィシアターで行われた「Coca-Cola STAGE:0 eSPORTS High-School Championship 2019」フォート部門の試合を競技目線から詳しく解説していきます。結果はこちらから確認できます。

 

 

ルール

ポイント配分

Victory Royale10P
2位~5位7P
6位~10位5P
11位~15位3P
1エリミネート毎1P

 ポイント配分としては、FORTNITE ワールドカップ オンラインオープンと全く同じ配分となっています。慣れているポイント配分なので感覚は同じだったのではないでしょうか。

 

サイフォンの導入

・ゲーム内回復アイテムあり
・撃破時の体力(またはシールド)50回復
・撃破時の素材各50のドロップ
・各500までの素材制限
・収集率40%増加

 あまり聞きなれないサイフォンという用語ですが、こちらはアリーナモードやワールドカップにも導入されているものです。資材を多く持てない点や敵を撃破した時の回復などがとても重要となります。アリーナでも親しみのあるシステムなので問題はなかったと思われます。

 

ストームサージ

 ストームサージは、最終収縮時点で一定数のプレイヤーが生き残っていた場合にします。ストームサージはマッチ中に与えたダメージが最も少ないプレイヤーに対し、一定時間毎にダメージを与えます。これはあまり普段のアリーナモードでも目にすることは少ないです。ワールドカップオンラインオープンでは半分くらいの確率で起きていました。しかし、このレベルになりますと全試合ストームサージが発生することは必至といえるでしょう。

 

マッチ数

 制限時間無しの3ラウンドで行われます。かなり少ないので1試合1試合慎重に立ち回る必要があります。

 

1試合目

 それでは解説をしていきます。1試合目は全員が緊張していて、他の試合よりさらに慎重に順位ポイントを狙う人が多いと言えます。

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引用:【高校生対抗eスポーツ大会】STAGE:0 決勝大会 Day1【フォートナイト / クラッシュ・ロワイヤル】/YouTube

 第1安置決定の段階で初動撃破された人数は4人です。マップを見る限りだと近くに降りている人はいるものの、うまく被らずに降りているという印象でした。予選1位通過の「めいしいずぼっち」選手「Hqnzz.」選手ペアの視点を見る限り、最初はパラダイスパームズにピンを指していましたが敵がいたので避けたようでした。やはりどの選手も最初は武器を集め初動落ちは無くしたいという動きが目立ちました。驚いたのがティルテッド・タウンに誰も降りていませんでした、やはり現環境で建築ができないティルテッド・タウンに行くのは得策ではないと考えたのでしょう。しかし、結果論にはなりますが降りていればかなりの武器・回復は揃ったことかと思います。
 
 第1安置収縮開始と同時に所々で戦闘が始まりました。この段階で資材を使いたくない気持ちはあったと思いますが、どの選手も思い切って資材を使う姿が印象的でした。「Another_ちょむすけ」選手「CVR.らっくのぽんぷ」選手ペアの戦闘ですが、相手にレンガでハイグラを取られた状況、相手との武器差を見て撤退したのはとても良い判断だと思いました。さらに無理に上を取り返そうと資材を消費しなかった点も次の動きに目を向けられていると思いました。ここでの戦闘はお互いの利益にはならないもので、それを深追いしなかったペアも良い判断だと思います。

 中盤、「Aluba_K」選手「sciy」選手ペアの戦いは素晴らしい連携でした。ショットガンを当て、敵の壁を張り替えたのですが、直ぐには開けず味方を待つ判断は周りを良く見てる且つ、冷静だと思いました。

 ストームサージが始まってからはかなり焦って攻撃を仕掛けるプレイヤーが多く見られました。山が安置に入っていたので山から下を撃ちおろす姿がありました。この時点で山に陣取れている選手はかなり有利といえます。

 終盤、移動アンチの際の「いぬたこ.Kafiyu XD」選手のインファントリーライフルのエイムは素晴らしいものでした。安置移動の際に敵にダメージを与えるだけで、その敵が安置で撃破になればポイントも入りますし、なによりこのダメージでストームサージを回避できました。

1試合目安置移動201908150102

引用:【高校生対抗eスポーツ大会】STAGE:0 決勝大会 Day1【フォートナイト / クラッシュ・ロワイヤル】/YouTube

 試合も最終盤、かなりの人数がまだ残っていますがその中でハイグラウンドを取り続けているのは「初心者連合 ろくさす」選手「初心者連合やっちまりお」選手です。実はこのペア、本大会3試合とも終盤ハイグラウンドを取り続けています。これは立ち回り、建築が逸脱しているといえます。しかし、上を取り続けている中、最下層、中層で猛威を振るっているのは「Liberta ぼくラグナ」選手。中盤から終盤にかけてかなりエリミネートポイントを稼いだかと思われます。そのまま敵を倒し回復し最後は冷静なエイムでVictory Royaleをしました。この段階で合計11キルWIN。21ポイントと素晴らしいスタートダッシュを切りました。最初で波に乗れるとプレイ的にも精神的にもかなり優位に立つことができます。

 

2試合目

 2試合目の初動は「めいしいずぼっち」選手「Hqnzz.」選手ペアがパラダイスパームズで戦闘。ここでは軽い建築勝負になりましたが、「めいしいずぼっち」選手のきれいな立ち回りで敵を倒します。「めいしいずぼっち」選手のいつものプレイがみれて安心しました。さらに1戦目では誰も近寄っていなかったティルテッド・タウンに「secret-しもんぐらーる」選手「LexyRealize」選手ペアが降りています。少し賭けな部分もあったかと思いますが、うまくハマりかなりの量の物資を手にしたことかと思います。

 初動から「Σ.サマーサーフィン」選手「TAの漢NoEll」選手がB.R.U.T.Eを手にし、資材をMAXにし敵を撃破、装備を整えていきます。中盤になると逆にB.R.U.T.Eに襲われ破壊にまで至りましたが、惜しくも撃破されてしまいます。

 最終安置の移動、やはりハイグラウンドをとっているのは「初心者連合 ろくさす」選手「初心者連合やっちまりお」選手ペア。移動安置の際に取られたと思われましたが、素晴らしい建築で上を取り返します。

 しかし中層、最下層で暴れまわり奇麗な立ち回りで最後勝つのは「Liberta ぼくラグナ」選手。驚異の7キル。合計9キルVictory Royale。累計40ポイントの獲得です。配信に映されなったのが残念でなりませんが、キルログをかなり終盤にかけてキルを重ねているようです。確実に順位ポイントを獲得し、終盤でキルをとるというのが定石のような気がします。

 

3試合目

 3試合目の初動の散布は以下のようになってきます。

3試合目初動201908150103

【高校生対抗eスポーツ大会】STAGE:0 決勝大会 Day1【フォートナイト / クラッシュ・ロワイヤル】/YouTube

 最終試合、一か八か1位を狙おうとエリミネートポイントを狙う選手が多くなります。逆に「Liberta ぼくラグナ」選手「NS-sano112233」選手は逃げ切るのみです。「Liberta ぼくラグナ」選手「NS-sano112233」選手ペアは3試合全てプレザントパークをフリーで漁れており、そのため武器や物資が万全な状態で終盤戦に挑めていることかと思います。初動、中盤はあまり戦うことをせず終盤にすべてをぶつけている印象を受けました。

 多くの選手が「ストームスカウトスナイパーライフル」を持っているのが目につきましたが、海外でもデュオ、トリオに関して「ストームスカウトスナイパーライフル」を持つのは当たり前のようです。次の安置を見ることができるというのはとても試合を有利に運ぶことができます。アイテムでいうと、「LexyLiaRize」選手が3試合目で持っている「ストームフリップ」は回復勝負を見越しての選択でしょう。しかし実際は、後半になると意外と攻めるプレイをするプレイヤーが多いため回復勝負にはならない試合が続いてしまいました。

 この試合においても、終盤にハイグラウンドを制しているのは「初心者連合」チーム。エリミネートポイントを取らなくては逆転がない「初心者連合」は上から撃てるところをどんどん撃つプレイが目立ちました。また、1人になりながらも「ストームスカウトスナイパーライフル」を駆使し終盤まで生き残っていた「Liberta ぼくラグナ」選手は体力1という状況で果敢にも戦いに行き撃破されてしまいました。

 最後は「初心者連合 ろくさす」選手「初心者連合やっちまりお」選手ペアがハイグラウンドをキープしたままVictory Royale。合計ポイントで優勝には届かなかったものの素晴らしい試合を見せてくれました。

 

 

感想

 「初心者連合 ろくさす」選手「初心者連合やっちまりお」選手ペアのように素晴らしい立ち回りでハイグラウンドを3試合連続で制するプレイや、「Liberta ぼくラグナ」選手のように中層、最下層でキルを稼ぎつつ安置へ入る立ち回り。それぞれの個性あるプレイが観れ、とても勉強になりました。逆転するシーンや素晴らしいエイム、健闘するシーン全てに鳥肌がたちました。オフラインという慣れない環境でここまでの実力が発揮できるのも、強いメンタル、精神力があってこそだと思います。

 

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