ゲーム ハースストーン

【ハースストーン】バトルグラウンドの現環境や注目ヒーローを紹介

バトルグラウンド2020042701

 先日、「ハースストーン」の追加モードであるバトルロイヤルゲーム「ハースストーン:バトルグラウンド」において、環境最強ヒーローであった「ミルハウス・マナストーム」が下方修正されました。そこで今回は、現在のバトグラ環境について、最新のヒーローTIERリストや注目ヒーロー、プレイングのコツを交えて解説していきます。

 

「バトルグラウンド」とは

引用:ハースストーン公式「16.6パッチノート」

 「ハースストーン:バトルグラウンド」は2019年11月に追加された、カードゲームとはルールの異なるオリジナルゲームモードです。こちらも基本プレイ無料です。

 8人対戦バトルロイヤルで、プレイヤーはそれぞれ異なる特殊能力を持つヒーローを選択し、雇ったミニオンを戦わせてライフを削り合い、最後まで生き残ったプレイヤーが優勝となります。ルールは簡単ですが、優勝するのは非常に難しいゲームであるため、高レート帯になるまでは基本的に「レーティングが上がる4位以内に入る」ことを目指し、延命させながら1位を狙うゲームです。

ハースストーン バトルグラウンド バトル

引用:ハースストーン公式youtube「ハースストーン「「ハースストーン:バトルグラウンド」公開トレーラー」

 バトルグラウンドは「オートチェス」ライクで全自動バトル形式を採用しており、プレイヤーの意思が介入できるのはヒーロー選択と、雇用フェーズにおけるミニオン采配・配置変更です。雇えるミニオンのラインナップ、戦闘におけるミニオンの当たり方などランダム要素が強くなっていますが、それゆえに毎試合異なった展開を楽しむことができます。

基本的な対戦の流れ

ハースストーン バトルグラウンド チュートリアル

  1. ランダムに提示されるヒーローの中から、使用するヒーローを選択。
  2. 雇用フェーズ。プレイヤーにコインが配られ、以下の行動ができる。
    • ミニオンの雇用。
    • ミニオンの解雇。
    • ミニオンの配置変更。
    • 酒場グレードのアップデート。
    • 次に戦う相手プレイヤーの確認。
  3. 制限時間が来ると戦闘フェーズへ。
    • 自分と相手プレイヤーのミニオン達が戦闘。左のミニオンから順番にランダムな相手へ攻撃し合う。
    • 最後に盤面にミニオンが残っていたプレイヤーが勝利。
    • 残っていたミニオンの分だけ相手プレイヤーへダメージ。
  4. 再び2の雇用フェーズへ。毎ターン貰えるコインが1つずつ増えていく。
  5. 2~4を繰り返す。酒場グレードを上げ、より強力なミニオンを雇いながら、相手を倒して1位を目指す。

 「ハースストーン」の名を冠している通り「バトルグラウンド」には、カードゲームに登場したヒーローやミニオン、キーワード能力が登場します。しかし全く別物のゲームであるため、「ハースストーン」の知識が一切ない方やカードゲームが苦手な方でも楽しめます。カードゲーム同様に基本プレイ無料で、非常に分かり易いチュートリアルも用意されているため、是非一度プレイしてみてください。

 

現在の環境

 バトルグラウンドもカードゲーム同様に、新カードや新種族の追加や、強力なカードやヒーローが他の物に置き換えられたり、弱いヒーローが一時的に消滅して能力を調整されて復帰したりと常に環境が変化しています。事前に戦闘相手を確認できるため、相手のヒーローパワーや構成を見て、相手の構成が苦手なミニオンを入れるなどのメタゲームの概念もあります。

 直近の環境変化では、一強ヒーローだった「ミルハウス・マナストーム」が下方修正されました。

ハースストーン ミルハウス

引用:ハースストーン公式「バトルグラウンド」

 これまでは、戦闘で負けた際に受けるダメージ量が大きいハイスピードな環境でした。理由として以下のことが考えられます。

  • 序盤からミニオン数が膨大な上に酒場グレードも積極的に上げていく最強の「ミルハウス・マナストーム」がほぼ確実に居た。
  • ドラゴン族が追加されたことで、全員が酒場グレードを上げやすくなった。
    • 早期に強力なドラゴン族へアクセスできるため。
    • リロールして目当てのミニオンを探すよりもグレードを上げる方が期待値が高いため。

 その為、高を括って雑な盤面を構成したり一度ミスをしてしまうと致命傷になり、常に慎重にダメージを減らすプレイを要求されていました。しかし、そんな環境を牽引していた「ミルハウス」が弱体化しことで、現在は僅かにゲームスピードが落ちました。とはいえ、後者の理由から酒場グレードの上昇は依然として早いままです。

現在強力なミニオン構成

ハースストーン 環境 カレクゴス

引用:ハースストーン公式「バトルグラウンド」

 現在強力なミニオン構成は、ドラゴン・混成・マーロック・メカです。混成とは様々な種族の混成のことを指します。

  • ドラ:グレード6で「魔力のアスペクト・カレクゴス」をピックできた際に狙う。
  • 混成:グレード5で「ブラン・ブロンズビアード」「光牙の執行者」をピックできた際に狙う。
  • マロ:最序盤~中盤にかけて複数のマーロックをピックできた際に狙う。
  • メカ:グレード3で「ハジキロボ」やメカ、聖なる盾ミニオンをピックできた際に狙う。

 現環境ではこれらの4つの構成が強力で、中でもドラゴンとマーロックは、キーミニオンを取得できた際やバフが重なった際のパワーが群を抜いています。マーロックは序盤から構成し易いため、3、4人のプレイヤーが同時にマーロック構成を作ってミニオンを奪い合うことも多々あります。

 ドラゴンの「魔力のアスペクト・カレクゴス」は、存在するミニオンの中でも最強級のパワーカードで、このカードとのシナジーを狙って早い段階からドラゴンを残しておく価値が十分にあります。また、混成から他種族に移行することはバフの関係から難しいのですが、「魔力のアスペクト・カレクゴス」の存在によりドラゴンには移行可能です。常に意識しておきましょう。

構成のコツ

 最初から特定の種族や構成を目指してミニオンをピックするのは、あまりお勧めできません。ドラゴン族が増えた現在は、特定の種族を狙って集めることが難しくなっているからです。

ハースストーン ドラゴンヒーロー

引用:ハースストーン公式youtube「ハースストーン「バトルグラウンド」ドラゴン アップデート」

 そのため、序盤は先のことは考えずに「現状一番強くなる盤面作り」を重視してミニオンを選びましょう。その過程で特定の種族が偏ってきたり、トリプルの発見などで構成の軸となるキーカードを取得した際に構成を確定させます。ドラゴン・混成・聖なる盾など、どんな構成でも活躍し、単体でも強力な《ブロンズの番兵》のようなミニオンは、積極的にピックしておきましょう。

ハースストーン ブロンズの番兵

引用:ハースストーン公式「バトルグラウンド」

 しかし、「菌術師フラァグル」や「ロード・ジャラクサス」のようにヒーローパワーの時点で特定の構成を強要されている場合は別です。序盤から全力で自分のヒーローパワーを活かせるミニオンを取り、バフをかけて育てていきます。

 

現在のヒーローTIERランキングリスト

 現在は最強ヒーロー「ミルハウス」は居なくなったものの、それ以外のヒーロー間にもパワーの差はあり、どのヒーローを選択するかが最初の勝負になります。そこで、現在のヒーローのTIERリストを紹介します。TIERとは環境における流行の度合いを意味しますが、流行る=強いであるため、TIERランキング=強さランキングと理解して間違いないでしょう。

こちらが現在のヒーローのTIERランキングリストです。同ランク帯では左の方が上位になります。

ハースストーン バトルグラウンド TIERリスト

これは「HSReplay」というサイトが公開する、直近7日間の平均順位を参考に作成したものです(2020/04/25時点)。

 1位を取ることが難しいバトルグラウンドでは、4位以内に入るとポイントがプラスになります。SやAランクに属するヒーローは平均順位が4位に近く、安定してレーティングポイントを盛ることができます。Bランクまでは最初の選択肢に出現した際に自分からピックしにいこうと思えるヒーローたちですが、Cランク以下はできればピックしたくないヒーローたちですね。

 もちろん下位のヒーローを選んでもプレイングや上振れによって上位に入ることは可能ですが、中々安定せずに残念な結果に終わることが多いです。人によって好みや得意不得意もあるため、一概には言えませんが、基本的にはS~Bランクのヒーローを選ぶことをお勧めします。

個人的なTIERリスト

 上のTIERリストを個人的な考えで改変したものが、以下のリストになります。これは完全に私個人の印象によるもので、勝率などの明確な根拠もないため、あくまで一個人の意見として参考にして頂ければと思います。

ハースストーン バトルグラウンド 個人的TIERリスト

 基本的には元のリストと同じですが、赤枠で囲った下位ヒーローをのランクを上げました。これらのヒーローは個人的に使用感が良く、サイトで公開されている平均順位の低さに比べ、使用した際の順位も安定していました。それだけでなく、なにより使っていて楽しいという理由が大きいです

以下に、移動したヒーローの使用感やプレイ時のコツを記します。

菌術師フラァグル

ハースストーン フラァグル

引用:ハースストーン公式「バトルグラウンド」

  • 常動型ヒーローパワー:自分がマーロックを売った後、ボブの酒場にランダムなマーロック1体を追加する。

 とても勝率の低いヒーローですが、実は強力です。ヒーローパワーからマーロック構成を強制されますが、マーロック自体は現在の環境で強力なため、上手く回ると圧倒的な盤面を形成することができます。使用時に注意すべき点は、酒場グレードを上げるタイミングです。マーロックは奇数グレード1.3.5にキーミニオンが居るため、グレード1と3で可能な限りミニオンを取るということを意識しておくと上手く回りやすくなります。

 グレード1の「マーロックのタイドハンター」をピックし、トークンと併せて売ることでマーロックの供給を途絶えさせず、トリプルが見えた段階でグレード2へ上げて、グレード3ミニオンを取ります。その後はグレード3にてバフの要である「コールドライトの予言者」「フェルフィンのナビ」でバフをかけ続けて、コインに余裕ができたりトリプルが集まったタイミングでグレードを上げていきましょう。

 グレード5で「ブラン・ブロンズビアード」を取ることができれば、後はひたすらにバフを上乗せしていくだけで巨大なマーロック軍団となり、1位になることも難しくありません。

 

リッチキング

ハースストーン リッチキング

引用:ハースストーン公式「バトルグラウンド」

  • ヒーローパワー:1コイン・味方のミニオン1体に、次の戦闘時のみ《蘇り》を付与する。

 味方のミニオンに《蘇り》(死亡後に体力1で蘇生)を付与するというシンプルに強いパワーを持っているヒーローです。以前は付与対象を自由に選択できなかったため扱いづらかったのですが、好きなミニオンを対象にとれるように上方修正されてからは良いバランスになりました。

 リッチキングで積極的に狙いたいのは断末魔構成です。「ブーマーロボ」「ン=ゾスの落とし子」などの強力な断末魔を持つミニオンを蘇らせて効果を2倍にすることで、序盤~中盤の戦闘が一気に有利になります。それらのミニオンがトリプルになればグレード5「バロン・リーヴェンデア」を探し、そのまま断末魔メインの構成へ。「巨狼ゴルドリン」を活かせる獣軸の断末魔も強力です。

 リッチキングの利点は、無理に断末魔構成にせずとも他構成でも能力が発揮できる点です。何かの構成に特化できた際は、聖なる盾や断末魔を持つ適当なミニオンへ能力を付与しましょう。蘇らせる対象として適当なミニオンが居ない場合は「献身の英雄」を取って蘇らせるプランもあります。相手の聖なる盾を剥がしつつ、こちらは2体のミニオンへ聖なる盾を付与できます。

 

レノ・ジャクソン

ハースストーン レノジャクソン

引用:ハースストーン公式「バトルグラウンド」

  • ヒーローパワー:3コイン・味方のミニオン1体をゴールデンにする。(対戦中1回のみ)

 個人的に一番好きな、とても面白いヒーローパワーを持っています。ミニオンをゴールデンにすると、トリプル時の能力とスタッツに変更します。基本的にゴールデンミニオンは基本時の2倍の能力値と効果を持っていますが、バフがかかっていないトリプルミニオンのスタッツはあまり期待できません。そのため、場に残ることで効果を発揮し続けるシステムミニオンのゴールデン化を狙いましょう。

 「ブラン・ブロンズビアード」や「光牙の執行者」が理想ですが、それらは取得できるのが終盤であり、競争率も高いため中々難しくなっています。そこで目に付くのが、「カドガー」「鉄の師匠」「ソウル・ジャグラー」「胃涸れるドラゴン」などです。これらは早い段階で入手可能で、トリプルになってしまえば先ず中盤の戦闘に負けなくなります。

 レノの使用時は、ゴールデンにしたいミニオンを意識する余りに無駄にリロールしてしまい、弱い構成でそのまま負けてしまうことが多々あります。効果を使用できないのは勿体ないですが、負けてしまっては元も子もないため、時には妥協する判断が必要になります。トリプル化はミニオンを1体雇うことと同じなので、構成が弱い時に下手にリロールにコインを使うよりは、終盤まで使うだろう適当なミニオンをトリプル化して4位以内を狙いましょう。

 

その他のヒーロー

 他には「シャダウォック」や「リッチのバズィアル」も、シンプルな能力ながら使いこなせば上位を狙えるヒーローです。最初のヒーロー選択時に強ヒーローが見えないと萎えてしまいがちですが、時には雇用運だけでトリプルを連発して勝ち抜けることもあるので、練習するつもりで色々なヒーローを使用してみましょう。確率は収束するため、プレイし続けていれば必ずレーティングポイントは溜まっていきます。

 

まとめ

  • 「ハースストーン:バトルグラウンド」は基本プレイ無料のオリジナルゲーム。
    • 全自動バトル形式。
    • 非常に分かり易いチュートリアル有るので、誰でもプレイ可能。
  • バトグラにも環境の概念が存在。
    • 現在はドラゴン族の登場によりゲームスピードが速い。
    • 強力なミニオン構成は、ドラゴン・混成・マーロック・メカ。
    • 特にドラゴンとマーロックの強さが目立つ。
  • 序盤は「現状一番強くなる盤面作り」を意識してミニオンを選ぶのが大事。
  • レーティングポイントを盛るにはヒーローの選択が大事。
  • HSReplayにて、ヒーローの勝率を確認可能。
  • TIERリストでは低いが個人的に強いと感じるお勧めヒーローは以下。
    • 菌術師フラァグル:グレード上げタイミングが大事。奇数グレードで盤面を強くする。
    • リッチキング  :断末魔・獣構成を狙う。どの構成でも戦闘に勝ちやすい。
    • レノ・ジャクソン:一番面白いヒーロー。システムミニオンをゴールデンに。
  • プレイしていればレーティングは高くなるので、諦めないのが大事。

 ハースストーンは先日新パック「灰に舞う降魔の狩人」が発売され、リリース以来初となる新クラス追加も相まってカードゲームの熱が再燃しています。それゆえバトルグラウンドの人口が減少傾向にありますが、新パックの熱が収まるにつれてバトグラプレイヤーもまた増えていくことが予想されます。

 私はラダーもバトグラもプレイしていますが、頻度としてはバトグラの方面に大きく偏っています。その理由は、バトグラは気軽に遊び易いためです。4位以内に入ればポイントが盛れるので敗北しにくく、深く環境を考察したりする必要もありません。また、プレイ中に疲れるほど集中して先を読んだりする必要がなく、ちょっと遊びたいなと思った時に最適なゲームなのです。カードゲームよりも運要素が大きいからこそ噛み合った時の嬉しさは大きく、自分の非が小さいため噛み合わなかった時のストレスも少なくなっています。

 また、カードゲームの楽しさという点において「デッキ構築」は大きなウェイトを占めていると思いますが、バトグラは各戦闘後に毎回デッキ構築をする楽しさがあります。戦闘はミニオンがランダムに攻撃をするため、どのミニオンへ攻撃が当たるかというドキドキ感があり、常に違うヒーローやミニオンでそれを味わえるため、何度プレイしていても飽きが来ません。良い構成になって上位入賞できても、全然ダメでボロボロに負けてしまっても、もう1回プレイしたくなる中毒性があります。

 そのため、新規ゲームを探している方やラダーが食傷気味になってきた方は、是非バトルグラウンドをプレイしてみて下さい。Twitchなどの配信サイトでは、日本人のランカーの方も配信しており、レートで壁に当たった際などは上手い方のプレイを参考にしてみましょう。

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Iori

対人戦のゲームが大好きなゲーマーです。 主にFPS・TPSゲームとDCGをプレイしています。 1人のプレイヤーとしての視点を交えた記事を書いていきますので、よろしくお願いします。

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