ゲーム レジェンド オブ ルーンテラ

「レジェンド・オブ・ルーンテラ」を他のDCGと比較しながら紹介

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 5月1日(金)、「リーグ・オブ・レジェンド(LoL)」で有名なライアットゲームズが開発する新規デジタルカードゲーム「レジェンド・オブ・ルーンテラ(LoR)」が正式リリースを迎え、同時にモバイル版がリリースされました。

 ライアットゲームズといえば、現在βテスト開催中の「VALORANT」も話題となっていますが、LoRは基本プレイ無料のLoLの世界を舞台にしたスキル・創造力・頭脳が勝敗を分けるストラテジーカードゲームです

 「実力が全て」を謳う、これまでに無い斬新なゲーム性のDCGを私もプレイしてみました。そこで今回は、LoRの紹介とレビューを他の基本プレイ無料DCGと比較し、良い点・悪い点を交えて率直な感想と共にお伝えしていきます。

 

 

 

「レジェンド・オブ・ルーンテラ」概要

 「レジェンド・オブ・ルーンテラ」は、同社の大人気ストラテジーゲーム「リーグ・オブ・レジェンド」の世界を舞台とした基本プレイ無料のDCGです。LoLの世界に登場する人気キャラクターたちを駆使して、熱く戦略的なバトルを繰り広げられます。プレイする上でLoLの知識やデータは一切必要なく、まったくの初見でも問題なく遊ぶことができます。

 

原作「リーグ・オブ・レジェンド(LoL)」とは?

引用:リーグ・オブ・レジェンド公式youtube「1分でわかる!リーグ・オブ・レジェンド」

 LoRの元となっているゲーム「リーグ・オブ・レジェンド(LoL)」は、チームで戦うストラテジーゲーム:MOBA(マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ)です。5体の強力な「チャンピオン」で構成された2つのチームが、互いに相手の本拠地にある「ネクサス」の破壊を目的に激突。140体以上の多彩なチャンピオンの中から自分の使う1体を選んで、スキルを使用し、敵をキルし、タワーを破壊して勝利を目指します。

引用:リーグ・オブ・レジェンド公式youtube「1分でわかる!リーグ・オブ・レジェンド」

 LoLはPCでしかプレイできないため、スマートフォンのカジュアルゲームが主流となっている日本では未だにプレイヤー人口が多くありません。しかし、世界的には競技人口が1億人を突破しており、フィジカルスポーツよりも人気を誇るゲームで、現在eスポーツを語る上では絶対に外せない作品となっています。

 

LoRの仕様

  • 基本プレイ無料。
  • ゲーム内通貨:プレイで獲得できる「シャード」と、購入可能な「コイン」が存在。
  •  対応機種(リンクからインストール):
    • PC
    • App Store
    • Google Play
    • 異なるプラットフォームのプレイヤー同士がクロスプラットフォームでプレイ可能。
  • プレイするには:
    • リーグ・オブ・レジェンドのクライアントやアカウントは不要。
    • レジェンド・オブ・ルーンテラ単体でダウンロード・プレイ可能。
    • 既にLoLのアカウントを所有していれば、それを使ってプレイも可能。
  • 対応言語(現時点):
    • 英語、韓国語、日本語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語。
  • 変遷:
    • プレビュー期間が去年から実施。
    • ベータテストが1月末から開始。
    • 約半年の期間を経て今年5月1日に正式リリース。モバイル版も登場。
    • 現在、正式リリース後初のアップデートが適用。
    • 間もなく初のバランス調整を含むアップデート予定。

ゲーム性

 LoRは「実力がすべて」をアピールしたカードゲームで、以下の特徴を備えています。詳しい対戦のルールは、下記の『実際にゲームをプレイ』の項目に記載しています。

  • 主なルール:
    • 40枚制限のデッキを構築して対戦。
      • カードには「ユニット」「スペル」の2種類が存在。
      • カードは6種類の「地域」で分類。デッキには2種類の地域まで混合可能。
    • 相手の「ネクサス(ライフ)」にダメージを与え合い、先に0にしたプレイヤーが勝利。
    • プレイヤーが交互にアクションし合うラウンド制度。
    • 配置の概念が存在。配置により相手のアタックをブロック可能。
  • LoRならではの要素:
    • LoLの様々なチャンピオン達を使用可能。
      • それぞれが全く異なる能力。
      • 現時点で合計24体のチャンピオンが登場。
      • 完全新規キャラも登場。
    • プレイして無料でカードを入手するか、ストアで購入するか、カード入手方法の選択肢と自由度が高い。
    • 分かりやすさと奥深い戦略性が丁度良いバランス。
    • 新カードのリリースとバランス調整が頻繁に行われ、常に環境が変化する。

 これらの特徴によりLoRでは従来の様々なカードゲームで生じていた問題点が改善され、プレイヤー自身の的確な判断と知性こそが勝敗を決する実力重視のゲームとなり、これまでとは違うオリジナリティのあるDCGを求めていたプレイヤーに最適な作品とされています。

 

開発の経緯

ライアットゲームズが今カードゲームをリリースする理由については、以下のように述べられています。

  • 開発陣では、これまでの様々なカードゲームの問題点を認識。
    • 別のデッキを試すために多額を投じる必要がある。
    • 勝敗が運に左右され過ぎる。
    • 同じデッキばかりと対戦させられる。
    • バランスが壊れたカードが長く放置されていたりする。
  • カードゲームの良いところを伸ばし、悪いところを改善。
  • 独自のひねりを加え、カードゲームジャンルに一石を投じる。

 

 

実際にゲームをプレイ

公式サイトをざっくりと一読してゲーム性を理解した後、早速ゲームをプレイしてみました。

アカウント作成

 ゲームを起動後、先ずはアカウントを作成する必要があります。今回は先ずiPhoneでプレイしてみたのですが、リーグ・オブ・レジェンドのアカウントを持っておらず、「Riot ID(プレイヤー名)」を新規作成しました。現時点では、このプレイヤー名を後から変更することはできませんので注意する必要があります。

 アカウント作成時は、スマートフォン用の「Google Play」および「Apple Game Center」ではなく、「Riotアカウント」にてアカウント作成することをオススメいたします。後者でないとPC版でプレイする際にデータ連携させることができないからです。前者2つでプレイしてしまった場合も、後ほどRiotアカウントへアップデートは可能ですが、一手間増えてしまいます。データ連携に関する詳細はこちらをご確認ください。

 Riotアカウントでプレイする明確な利点はもう一つあり、PC版の方が遊び易くなっています。これはLoLに限った話ではなく全DCGに共通することなのですが、スマートフォンやタブレットなどでプレイする際とPCでプレイする際ではUIや操作性に著しい差が有り、それが勝敗に関わるシーンも少なくありません。特にLoLでは美麗なイラストや派手なアニメーションが楽しめるため、可能であればPCでプレイしたいですね。

 

チュートリアル

アカウントを作成すると、早速デッキを1つ貰ってチュートリアル初戦が始まります。

 実際にAIと対戦しながら、カードの見方・バトル画面の見方・ゲームルールを理解できます。チュートリアルは大変丁寧で分かりやすく、所々でLoLのチャンピオンたちの掛け合いが挟まることで、敵対関係などを把握しながらLoRの世界に没入して楽しめるようになっていました。

 しかしチュートリアルではアタック側・ブロック側と別れて習うため、試合全体の流れを一度で理解しにくい欠点もありました。試合の流れは下の項目で解説しています。

 

ゲームルール

 LoRも、現在日本で人気のある基本プレイ無料DCG「Shadowverse」や「Hearthstone」」などと同様に、ユニットやスペルを駆使して攻防し、相手のライフを0にするゲームです。しかし、既存のそれらとの決定的な違いとして以下の要素が採用されています。

  • 条件を満たすことで強力な効果を得る「チャンピオンカード」が存在。
  • ターン制ではなく、交互にアクションし合うラウンド制を採用。先攻後攻の格差を解消。
  • プレイしたカードは先ず「後列」へ置かれ、バトルさせる際に「前列」へ移動させる。

 

簡単な試合の流れ

  1. 先行・アタック側と、後攻・ブロック側がランダムで決定。
  2. 初期手札4枚で試合開始。マリガン可能。
  3. ラウンド開始:
    • 互いにドロー。
    • 互いにマナを全回復し、最大値が+1。
    • 前ラウンドでマナが余っていた場合、3マナまでスペル専用としてそのターンで利用可能。
  4. ターン(カードをプレイ):
    • 奇数ラウンドの場合:最初にアタック側だったプレイヤーから先にプレイ。
    • 偶数ラウンドの場合:最初にブロック側だったプレイヤーから先にプレイ。
    • やることが無い場合やマナが無い場合はパス。
    • 互いにパスをした場合【6・ラウンド終了】へ。
    • 「アタックトークン」を持っている場合は、それを消費して【5・戦闘】へ移行可能。
  5. 戦闘:
    • アタック側が、後列へ出したユニットを戦闘エリアへ配置。
    • ブロック側が、アタック側の配置を見て、後列ユニットを前列へ配置。
    • ブロックされなかったユニット:ブロック側ネクサスに攻撃力分のダメージ。
    • ユニット同士のバトル:互いに攻撃力分のダメージ。体力が0になったユニットは破壊。
    • 【4・ターン】へ戻る。
  6. ラウンド終了。
    • アタック側とブロック側を入れ替えて【3・ラウンド開始】へ戻る。

 他のDCGにおける用語「ターン」がLORでは「ラウンド」であり、ラウンド内では両プレイヤーが行動できます。これにより、カードゲームで必ず直面してしまう先攻後攻による有利不利の差という問題を解消させています。

 「Hearthstone」ではコイン、「shadowverse」では進化権、「ドラクエライバルズ」ではテンション、「Gwent」では戦術的優位・・・など各DCGでは先攻後攻の差を埋めるための要素を試合に干渉する形で登場させていますが、LoRにはそのような要素は登場しません。試合中にはどちらが先攻だったかを忘れてしまうことも多々あり、格差を感じずに公平な試合を楽しめます。

 

プレイしてみた感想

 素直な感想としては、滅茶苦茶に面白いカードゲームだと思いました。LoRは他DCGのようにシンプルに各自ターンにのみカードを出し合うわけではなく、ターン時のプレイ順序の切り替わりや戦闘ルールが独特で、二番煎じ感が一切無く色々なDCGに触れてきた方でも新鮮な気持ちで楽しめます。

 核となる「チャンピオン」カードだけがレベルアップして強化されるデザインなのでデッキコンセプトが分かりやすく、ほぼ必ず試合に登場してくるのは凄く良い点でした。また、対戦開始時に互いのチャンピオンが開示されるため、相手に合わせて戦略を練ったプレイもできます。

 「アタックトークン」システムにより攻撃側の戦略の幅が広いのも特徴の一つで、トークンを回復した連続攻撃を見た時は非常に驚きました。しかしアタック側だけが動けるわけではなく、交互にプレイして相手に合わせたカウンターが可能というのは、どこか今は無きトレーディングカードゲーム「ドレッドノート」を彷彿とさせます。

 そこに加えて配置の概念も存在するので、LoRは非常にタクティカルで「実力が全て」の売り文句に恥じない奥深さがあります。正式リリース直後の現時点でもカードの種類や能力の種類は膨大で、二種類までの地域カードをデッキに投入可能であることからも、プレイヤーの数だけデッキの幅があり、開発が危惧していた『似たようなコピーデッキばかりと対戦』をさせられる事態にはなりにくいと思いました。

 

チュートリアル後

チャレンジを完了

 チュートリアルを終えてゲームのルールを理解した後は自由にプレイ可能ですが、先ずは「プレイ」の「チャレンジ」を終わらせます。

 チャレンジは各地域やチャンピオンが持っている様々な能力ごとのチュートリアルのようなものです。これをやらずに早速カジュアルやランクマッチに挑むことも出来ますが、LoRには多彩な能力が登場するため、ゲームへの理解を深めるためにもチャレンジは全てプレイしておくことをオススメします。

 

リワードを進行

 また、各チャレンジを終えることで「リワード」を効率的に進めることができます。リワードは報酬ツリーのようなものでXPを獲得すると進行します。

 XPはオンラインの対人戦をプレイしたり、「デイリークエスト」を達成することで獲得できますが、チャレンジをクリアすることでより多くのXPを稼ぐことができます。全チャレンジ完了で丁度リワードの最初のツリーが終了するようになっています。その後は各地域毎のリワードに移行し、選択中の地域に応じた報酬を獲得できます。地域はいつでも切り替えられるため、チャレンジで触れた中で気に入ったカードがある地域を選んでしまいましょう。しかし、最初は各地域を4段階まで進めて「ワイルドカプセル」を取得することをおすすめします。

 ワイルドカプセルの中には低レアリティの「ワイルドカード」が5枚入っています。ワイルドカードは「同レアリティの好きなカードとの引き換え券」なので、資産が無くてカード作成もままならないゲーム開始序盤には重宝します。

 

エクスペディション

 次は対人戦をしたいですが、カードが少ないうちはランクマッチには挑めません。所持カードでデッキを組んでカジュアルマッチでも良いのですが、未完成のデッキでは上手く回らずにもどかしさを感じてしまいます。そこで経験値を貯めてリワード進行するためにオススメなのが「エクスペディション」モードです。

 エクスペディションはカードゲームには欠かせないドラフトモードです。複数枚のカードが束になった3択から1つをピックすることを繰り返し、即興デッキを構築して戦います。他DCGにあるドラフトとの大きな違いとして、ピック中にシナジーを重視したカードを提示してくれたり、試合を終える度にデッキ内カードを調整する機会が与えられます。

  • 入場料:
    • 200コイン
    • 2000シャード
    • 1トークン:トークンはエクスペディション専用の特別な通貨。
  • 7回勝利または2連敗するまでプレイ。
  • 2連敗せずに6勝を達成するとサドンデスに突入。勝っても負けてもトライアル終了。
  • 1回の料金で2回のトライアル:
    • 2回の内、成績が良かった方に応じた報酬を得る。
    • 1回目のトライアルで良い結果が出た場合、2回目をやらずに終了も可能。
  • 報酬獲得できるエクスペディションは1週間に3回まで。
  • その後は「オープンプレイ」になり、報酬が無い代わりに入場料がかからなくなる。

 

ランク

引用:レジェンド・オブ・ルーンテラ公式「ランク戦 FAQ」

 ある程度資産が増えたら、ランクマッチへ挑みましょう。レジェンド・オブ・ルーンテラは、ハイレベルな競技が行われるだけの「戦略的な深みとカード同士の相互作用」があるゲームとして開発されました。そのためランクマッチではLoLのランクに改善が加えられた以下のシステムが採用されています。

  • 試合で勝敗が決定すると、結果に応じてLP(リーグポイント)が増減。
  • LPは1~100で表示。100を上回るとランクが上昇。
  •  ランクとして「アイアン」から「マスター」のティアが用意。
    • 「アイアン」
    • 「ブロンズ」
    • 「シルバー」
    • 「ゴールド」
    • 「プラチナ」
    • 「ダイヤモンド」
    • 「マスター」
  • 各ティアでも、上位から順に1から4までの番号が振られた「ディビジョン」に分類。
  • 「シルバー I」で十分なLPを獲得すると「ゴールド IV」に昇格。
  • LPが0の状態で試合に敗北すると、ひとつ下のディビジョンに降格。
  • 新しいティアに到達すれば、シーズン中はティアの降格はなし。 
  • 引き分けの場合、二人ともLPを獲得。
  • マスターティア以外は同ランクの相手と対戦。

 

コレクション

 コレクションには以下の項目が存在します。

  • 「デッキ」
  • 「カード」
  • 「ボード」(プレイボード)
  • 「ガーディアン」
  • 「カードバック」(スリーブ)
  • 「エモート」

LoRのカードには全面イラストが用意されており、試合中やコレクションにて美麗イラストを鑑賞することができます。

 コレクションではデッキ編集やカード確認だけでなく、カスタマイズアイテムの確認と直接購入もできます。「ボード」や「カードバック」、「ガーディアン」までカスタマイズできることに驚きました。ガーディアンは小さくて可愛い仲間たちで、ボードの上で喜怒哀楽を豊かに表現して試合を盛り上げてくれます。

 これらのカスタマイズアイテムは対戦前のデッキ選択画面でも編集可能で、対戦相手が見つかるまでの間、気分に合わせたカスタマイズを楽しむことができます。このような対戦外でのコレクション・カスタマイズ要素を網羅しているのは後追いのゲームとして素晴らしいですね。

 

ストア

 ストアではコレクションできる要素をコインで購入できます。コインは課金で入手可能で、500コイン610円をベースに課金額に応じてボーナスコインが付与されています。ストアのアイテムはコレクション内から直接購入ができるものが多いですが、初心者には欠かせない「スターターセット」などはストアのみで購入可能となっています。

 

 

LoRの良い点・悪い点

LoRの良い点・悪い点を挙げていきます。

良い点

カードゲームの集大成のような作品

 LoRを一言で表すと『これまで世に出てきた様々なTCG・DCGの集大成』のような作品です。「ハースストーン」によりDCGで主流となったマナやマリガン、「シャドウバース」の進化を限定したようなチャンピオンのレベルアップ、「MTG」の行動権やアタック・ブロック、そして様々なカードゲームで採用されている前後列の概念など、既存カードゲームの良い部分がアレンジされて詰め込まれています。そこに、オリジナルのキーワード効果・地域・スペルマナなどの概念が加わり、運だけではなく実力が物を言うバランス最重視のゲームデザインとなっています。

 効果発動時やレベルアップ時などはDCGならではの派手な演出もしっかり用意されているので爽快感もあり、開発がターゲットとする『オリジナリティのあるDCGを求めていたプレイヤー』は勿論のこと、カードゲーム好きなプレイヤーは絶対に嵌まるはずなので、是非一度触れてみてもらいたいです。

課金しなくても遊びやすい

 LoRは他の基本プレイ無料DCGと比べると課金しなくても遊びやすいです。リワードやログインボーナスが豪華で、プレイしていればワイルドカードもどんどん増えていきます。なお現在はワイルドカードの購入枚数制限が撤廃されているので、課金して一気に完成されたデッキを作成することも可能です。

 

悪い点

カードゲーム初心者には難しい

 良い点の裏返しともいえる点ですが、カードゲーム初心者には難しい作品でした。カードゲームの集大成といえるだけの膨大な要素が組み込まれているので、各作品に共通して登場する能力などのセオリーを知らないと全てを理解するのに大変苦労してしまうかと思います。

 ゲームルールやカード効果自体は決して複雑では無いのですが、プレイが難しいので頭を使いますし、相互作用のラウンド制やキーワード能力・スペルの種類の多さなども高いハードルになってしまうと感じました。しかし、だからこそ初めてカードゲームに触れる方には他DCGではなくLoRをおすすめしたい気持ちもあります。

直感的に分かりづらい部分がある

 LoRは全体的に直感的な分かり易さが欠如しています。地域毎にカードの色が変えられていないため一目で地域を判別することができなかったり、今どちらのラウンドなのか、どのタイミングでスペルカードをプレイできるのかなどが曖昧で説明不足だったりします。地域ごとに分かり易い色が付いたり、盤面が光の枠で囲われたりなどの視覚的な補佐が欲しいと思いました。ゲームルールやバランス調整などは凄く練られていて素晴らしい分、この欠点が目立って勿体なく感じてしまいました。

 

 

まとめ

  • 基本プレイ無料のDCG「レジェンド・オブ・ルーンテラ(LoR)」が正式リリース。
  • 「リーグ・オブ・レジェンド(LoL)」の世界が舞台。
  • LoLの知識やアカウントは不要。
  • PC、IOS、Androidでクロスプレイ可能。PCで遊ぶために、RIOTアカウント作成がオススメ。
  • ゲーム性:
    • 基本は多くのカードゲームと同じ。ユニットやスペルで相手のライフを0にする。
    • LoLのチャンピオンが切り札。
    • 「実力がすべて」を重視したタクティカルなデザイン。
    • 従来のカードゲームの欠点を克服。先攻後攻の差が無い。
  • ゲームの進め方:
    • チャレンジを完了。
    • リワードを進行。
    • エクスペディションがオススメ。
  •  プレイした感想:
    • 非常に面白い、これまでのカードゲームの集大成のような作品。
    • バランス重視で実力が大事。
    • 課金の必要が無い。
    • カードゲーム初心者には難しい。

 これまで私は様々なカードゲームに触れてきましたが、その中でもLoRは本当に完成度が高くて面白いDCGでした。最初は難しく感じてしまう部分もありますが、その導入を越えてしまえばやればやる程に面白くなって嵌っていきます。今更新規DCGを始めることに躊躇ってしまう方も多いかもしれませんが、カードゲーマーならば絶対にプレイして後悔しない作品だと断言できます。今は正式リリースしてから時間も経っていないので初心者ばかりですし、始めるのに最適なタイミングですので是非インストールしてみてください。

 LoRはeスポーツを意識しており、人により構築やプレイングが大きく分かれるゲームデザインなので大会が開催されるのがとても楽しみです。今後、観戦時の分かり易さなどを考慮して欠点が改善されていけば、より遊びやすくなってプレイヤー数も増え、最高のDCGになるのではないでしょうか。

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Iori

対人戦のゲームが大好きなゲーマーです。 主にFPS・TPSゲームとDCGをプレイしています。 1人のプレイヤーとしての視点を交えた記事を書いていきますので、よろしくお願いします。

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